あれがあたたらやま

<紅葉探勝東北の山旅>シリーズ1:安達太良山  

10月9日 あれが阿多々羅山 あのひかるのが阿武隈川

      ご存じの”智恵子抄”の一節。この一節に影響を受けた小生・・・若き

      日から想像の阿多々羅山がどっかに常に存在していた。

      今日はその阿多々羅山に紅葉を訪ねて登ってきました。

 

ロープウェイ山頂駅近くの薬師岳展望台から安達太良山の絶景です。惜しむらくは紅葉が今年は早く始まってもう最終章だそうです。たくさんのカメラマンで賑わっていました。

山頂までは1時間半弱の行程です。最初は低木樹林帯の木道を歩く。山頂が見えてくるとこんな調子です。
山頂までは1時間半弱の行程です。最初は低木樹林帯の木道を歩く。山頂が見えてくるとこんな調子です。
途中に”ほんとうの空”のポールが立っていた。
途中に”ほんとうの空”のポールが立っていた。
山頂を目の前にして振り返ると・・・大パノラマ:ロープウェイの駅も                         ロープウェイで一緒だった男性のアドバイス:紅葉のビューポイントだそうです
山頂を目の前にして振り返ると・・・大パノラマ:ロープウェイの駅も                         ロープウェイで一緒だった男性のアドバイス:紅葉のビューポイントだそうです
乳首山の正体見たりです
乳首山の正体見たりです
憧れの乳首に触れるには、順番待ちする忍耐力と鎖場を乗り越える勇気が要りますよ
憧れの乳首に触れるには、順番待ちする忍耐力と鎖場を乗り越える勇気が要りますよ
無事に登頂したことと素晴らしい展望に感謝しました
無事に登頂したことと素晴らしい展望に感謝しました

 

次の写真は前泊した岳温泉に向かう途中から。ちょうど夕日に映えてきれいでした。

この場に立って ”想像の阿多々羅山” が現実になりました。

あぁぁ!智恵子が見たのとおんなじの”あたたらやま”が目の前に広がっている・・・動悸すら覚えるようで気が高揚してきました。

 

 

下山後、知恵子の杜公園から実際に智恵子が眺めた ”あたたらやま”に”阿武隈川”と”ほんとうの空”を見に行ってきた。知恵子生誕の家と記念館も見学した。

 

”あたたらやま”は左側の杉ノ上の山並み。雲のため確認できない
”あたたらやま”は左側の杉ノ上の山並み。雲のため確認できない
高架道あるいは橋の下が阿武隈川らしい
高架道あるいは橋の下が阿武隈川らしい
智恵子が見上げた”ほんとうの空”です
智恵子が見上げた”ほんとうの空”です

 

”あたたらやま”・・・智恵子抄で詠った創作名だそうです(小生は正式名と信じていた)。国土地理院の山名は安達太良山でこれが正式名です。

そして別名が ”乳首山:ちちくびやま”です。言い得て妙とはこのことですね。

情緒があってこの方が好きです。想像を掻き立て自分なりの思い描いたのに反して”ちちくび”は厳しかったなぁぁ・・・・・

 

 

 

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