ベニバナヤマシャクヤク鑑賞会

6月2日8日) 南丹市美山町で行われたベニバナヤマシャクヤクの鑑賞会に参加してきました。

 

 

南丹市美山町には京都府が指定する希少野生生物であるベニバナヤマシャクヤクの群生地があります。6月初めにその鑑賞会が行われるというので参加しました。

集落の山裾に植林された杉林の中に6000株ものベニバナヤマシャクヤクが自生しています。濃いピンクや淡いピンクから白色までのベニヤマシャクヤクが相当広い場所に大小の群生をなして咲いていました。

何人かのグループに分かれて(好きづきに)保存会の皆さんが小1時間かけてガイドしてくれました。

この場所は、60年ぐらい前までは主に桑畑だったそうで、その時からベニバナヤマシャクが自生していた。その後、杉の植林が進み日当たりが悪く減少していったようです。近年になって地元の人たちが立ち上がり、間伐を進めるなど保存活動を展開するに従って復活してきたとのことです。

 

 

 

花色が様々な変化を見せるのはアルビノ現象だと思われるが、去年はピンク色の群生が今年は白色に変わっていることもあるそうで、まだ十分に分かっていないそうです。

 

ヤマシャクヤクのほかにも万年青が自生していましたね。初めて見ました。

マルミノヤマゴボウの花も綺麗でした。

 

                  ブログトップ