完成近い阿弥陀堂・・・文殊山奥の院

3月20日 今日と明日は深田久弥の命日にちなんで、彼の福井中学時代の文殊

      堂落書きを一般公開する行事があります。

 

関心ある人たちが大勢登って来るんだろうなぁ…と思いつつ山頂へ。駐車場では何時もより先行車が多かったが、時間が早かったせいか山頂はそれほどでもなかった。

さて、このことをヤマケイの雑誌に掲載される件:すでにヤマケイの”ワンダーフォーゲル”4月号に載っているそうです。

 

<奥の院の御堂建て替えについて>

登山口の駐車場で大工さんに会ったので様子を聞いてみると”来週のはじめのうちに完成させたい”とのことでした。

そして、山頂で住職に確認すると落慶式(法要)行事の掲示が出されていた。

  落慶式 :3月31日(日曜日)11時から

       (参考…あたらしい御堂には阿弥陀さんが祀られます)

 

宮大工棟梁の近藤さん
宮大工棟梁の近藤さん

棟梁には何回かお話を伺っているが、今日は作業を止めていろいろ教えてもらった。

 

<その中のひとつ>

福井城のことを研究(復元??)しているグループに参加しているのでしょうか。

巽櫓の模型を作ったそうです。

巽櫓は維新直後まで建っていたそうですが、写真しかなく図面など参考になるものは何にもないとのこと。

ですからこういうことは棟梁の見識と経験からしか出来ないことなんです。

(話のきっかけに、小生が最近読んだ小説に城普請のことが出てきた。昔は平面図しか作らなかったそうですが、それでも確かな棟梁ならば、それで立面図を頭の中に描いて、仕上がり姿も説明できるし、材料の手配やほかの何もかも出来たらしいと話したことです)

 

 

今年はカタクリの開花が早いですね。早やポツポツ(2~3分)と咲き始めていました。

ほかにツバキ(ユキバタツバキでしょう)も咲き始めましたね。キクザキイチゲは満開です。(展望台の下は見当たらない)

 

大きな二つの群落があるが、なにかに荒れされて面影がない
大きな二つの群落があるが、なにかに荒れされて面影がない
スプリングエフェメラルの仲間です                           花弁は10枚ですね。文殊山のタイプです。前記事:下市山でのイチゲは倍以上ありますよ。
スプリングエフェメラルの仲間です                           花弁は10枚ですね。文殊山のタイプです。前記事:下市山でのイチゲは倍以上ありますよ。

 

今日はたくさんの知り合い・・・いやいや初めての仲のいい親子さんにも会って、長話や情報交換をしたり、そればかりかご馳走を頂いたりと時の過ぎるのも忘れてしまった。

いやぁぁ~~何と幸運な日和であったことか・・・

 

                  ブログトップ