センブリの生活史(生活環)・・・文殊山

10月2日 文殊山にセンブリを見に行った。

 

今日は、台風の影響を受けた悪天候が過ぎ去っていいお天気になったことで、沢山の文殊山ファンが押しかけていた。常連さんと初めて会う人との割合が半々ぐらいで、確実に文殊山ファンが増えていると思う。喜ばしいことです。

 

さて先日の日野山の記事でアケボノソウが見当たらず、2年草の生活の仕方に関係あるだろうと思い、調べてみようと書いた。 予想通りでした。

センブリ属の1年目は、花咲く2年目とは似ても似つかない姿かたちとのこと。

センブリもアケボノソウもロゼット状の根生葉で立ち上がらずに地べたにへばりついているのです。今日はそのようすを文殊山に確かめに行ったのです。

 

センブリの根生葉です。                               特徴は真ん中の葉脈が白いこと。この個体は目立っていない。
センブリの根生葉です。                               特徴は真ん中の葉脈が白いこと。この個体は目立っていない。
周辺の草をむしってみるとたくさん生えていた。今年は個体が少なく心配したが、これで安心。日当たりを好む植物なので大きな草に覆われると絶えていくそうです。
周辺の草をむしってみるとたくさん生えていた。今年は個体が少なく心配したが、これで安心。日当たりを好む植物なので大きな草に覆われると絶えていくそうです。

 

途中、アケビの実が一個落ちていたので上を眺め探すが、もう実はなかった。

もう花も少ないし今年の実なりも良くないのでさびしいが、出来るだけこだわって写真にしてきた。

サクラタデ        ヒメハギの秋花(閉鎖花)  コバノギボウシ 

クルマバハグマ      ノササゲの実

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