まだ歩いたことのない金沢市民の山「医王山」に。
いろんなコースがあるそうで、今日は下調べのつもりで気楽に出かけた。
山の定、林道整備工事と残雪に落石で通れないところもあって、途中の西尾平に
駐車した。11時半近くなので、手ごろな白兀山まで歩いてみようと出発。
昼食を楽しんだ後の下山は、覗乗越を経由して「覗き」に立ち寄って西尾平に
戻るコースでした。
白兀山山頂からの東側の展望です。
今日は行けなかった医王山と奥医王山が目の前でした。その右奥には人形山など
さらに右の山の向こうには白山です。遠くの山は実眼では靄~っと見えましたが、
写真には写ってくれませんね。
さてさて、植生の・・・花の話。
白兀山は896mと標高が高いので・・・いやいや今年は非常に雪が多かった
せいもあって(たとえば1か月前の山頂は、2mを越す残雪だったそうです)、
いまだ春なのです。
植生は、福井の山と変わらないと思う。珍しい草木(花)は見当たらない。
ショウジョウバカマが今が我が世とばかり元気だったし、イワウチワもまだ
見られた。さらにキクザキイチゲが本当にたくさん咲いていましたね。サンカ
ヨウが咲き始めていたが、イチリンソウはまだ。ハルリンドウも咲いている。
そして、ヒメシャガが登山道わきにかなり濃密に。まだ一部つぼみをつけた
ばかりで、咲き始めると見ごたえあるだろうと期待が膨らみました。
下山した時に常連さんがこれからちょっとと。秋もいいよと誘ってくれる。
秋には、大池平周辺・トンビ岩・・・をのんびりしたい気分で帰途についた。