文殊まつり・・・児の火

4月25日は文殊山周辺のすべての集落がお祭りです。

集落ごとにいろんな系統の神社が祀られているのに、それがこぞってこの日一斉にお祭りをします。今では不思議な気もしますが、神仏混淆時代の楞厳寺の影響力からすればそれも頷けますね。

そして24日はその前夜祭のように「児の火」が行われます。

この行事も奈良時代からの言い伝えに基づいて行われているもので、山頂に電飾で

文殊菩薩にちなんで「文」の字を燈すようになったのは、最近のことのようです。

この電飾のようすは、毎年地元の新聞に腕自慢家による写真が掲載されるように

なって、福井の名物行事として広く知られるようになりました。

 

  このホームページトップの写真は、今年の「児の火」の ようすです。

  山友でカメラマンのコンチャンの提供です。

         トップ写真の紹介 も参照ください。

 <今日の文殊山>

 雨に上がった昼からおおよそ2週間ぶりに登ってきました。

 平日だし特に大勢が登っているという感じではありませんが、阿弥陀堂も開帳して

 いたし、常連さん以外の登山者が多かったように思います。

 

 初春のお花たちもピークを終えました。それでもカタクリ、キクザキイチゲなどは

 名残の花を咲かせていましたね。とはいえ次の花たちが咲きだすまでの準備期間。

 ちょっとさびしい気持ちもします。

モミジイチゴでしょう
モミジイチゴでしょう

 

 

  モミジイチゴでしょうね

  純白で清楚な感じですね

  夏前には実が熟します

クロモジ
クロモジ

 

 

   クロモジ

   今が盛りでしょう

   見飽きません

ヒサカキ
ヒサカキ

 

   小さな花がたくさん

   数珠つなぎにつきます

   遠目では魅力的とは

   言えませんが

   目を凝らして見ると

   こんなにかわいい

   子供たちのおゆうぎ

   でした

 

 今日も風が冷たかったですね。

 山頂では午前中に「あられ」が降ったそうです。そんな中でスミレが一層華やいで

 いましたし、イカリソウもイタヤカエデも元気いっぱいでした。

 

 

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